9/26/2013

50年代のカップル・デザイナー、ロビン&リュシエンヌ・デイ

ロイヤル・フェスティバルホール・アームチェアー

Robin & Lucienne Day

ロビン・デイの家具が数点ボ・ザール近くのギャラリーに展示されています。ロビン・デイは、レイ&チャールズ・イームズを差し置いて、1948年ニューヨークMoMA主催のロー・コスト家具コンテストで優勝しデビューを飾った、50、60年代イギリスを代表するデザイナーです。デザインの優れた家具は、使いやすく、長持ちし、買いやすい価格でなくてはならないというモットーのもとに、沢山のヒット家具を生み出しました。特に1960年に、世界で初めてポリプロピレンの型注入で作った椅子“ポリプロピレン・チェアー”を発表し、これは空前の売れゆきで、椅子の売り上げとしては世界記録だろうとのこと。

675 チェアー(8月7日のブログ参照)
ポリプロピレン・チェアー
ポリー・アームチェアー

彼は有名なテキスタイル・デザイナーだった奥さんリュシエンヌ・デイと合同のステュディオを持ち、一緒に仕事をしていました。この奥さんの方のテキスタイルも、典型的なミッド・センチュリーのデザインで、ため息が出るほど素晴らしい

うっかりブログを書き忘れてしまったので、ギャラリー展示の終了は28日に迫っています・・・
Galerie de Casson  21 rue de Seine 6e 

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